スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

GDV(鼓腸症ともいう)で死亡した犬の外見的特徴


裁判での証言


AGDもしくはGDVによる腹部膨張の原因が空気嚥下(説)とすると、




「もうぱんぱんに腫れて、これ以上飲めないだろうというところまで拡張しています。」






参考資料

大阪地方裁判所 平成17年(ワ)4444号 

証人調書

平成18年10月5日

Jean A. Hall (ジーン A ホール博士)

オレゴン州立大学 生物医科学部 獣医学 助教授





犬の胃内容物排出および運動性に対する食餌組成の影響




この論文には下記の指摘がある。


たった1日の給餌実験から得られたデータ。




犬の胃内容排出および運動性に対する食餌組成の影響:
急性胃拡張における関与の可能性
  


Colin F. Burrows, B Vet Med, PhD; Ronald M. Bright, DVM MS; Crispin P Spencer, DVM



要約

胃拡張・捻転は急激に起こり、生命を脅かす大型犬の疾病である。その原因は不明であるが、しばしばドライシリアルべーすの食餌摂取がその誘発因子なのではないか主張されることがある。そこで本試験では、市販のドッグフードが犬の胃の運動性および内容物排出に対しどのように影響するかを検討することを目的とした。

乱塊法デザインで4頭の大型犬に3種類の異なる食餌を与えた(食餌A=肉類ベースの缶詰、食餌B=シリアルベースで77%水添加、および、食餌C=ドライシリアルベース)。各実験は3重測定で行った。

胃の運動性は、胃漿膜および近位十二指腸に沿って縫合したAgAgCI電極5本とストレンゲージ2本を用いて評価した。犬には毎日同じ時間に食事を与え、消化管(胃腸)運動性パターンが摂食時から空腹時へと変化する時間を測定した(「切り替え」)。

胃内容排出は、胃の放射能を記録して評価した。標識樹脂を混合した食餌を与えた後、放射活性の対数を時間に対してプロットし、胃内容排出の半減期を計算した。3種類の食餌の給餌から切り替えまでの平均時間は、Aについて9.7±0.9時間、Bについて10.5±0.4時間、Cについて11.0±0.8時間であった。食餌が胃内容排出半減期に与える影響はごく僅かなものであった。

(食餌Aでは2.2±0.3時間、食餌Bでは2.6±0.4時間、食餌Cでは2.9±0.3時間、)。このデータは、健康な大型犬の胃の運動性および内容排物出は、食餌組成により影響されないことを示している。

大部分の大型犬はコストと扱いやすさからシリアルベースの食餌を与えられているため、これらの
食餌が胃拡張・捻転の誘発因子であると誤解されてきた可能性がある。

                 (中略)

結果

胃内容排出-等しいカロリー量を与えた場合、缶詰の肉類ベースの食餌、ドライシリアルベースの食餌、および水と混合したドライシリアルベースの食餌は、いずれも同じ速度で胃から排出された(表2)。平均は(1)缶詰の肉類ベース、(2)ドライシリアルベース+水、(3)ドライシリアルベースの順で徐々に増加されたが、その増加は有意なものではなかった(表3)。

しかしながら、同じ食餌を与えられた各犬間に有意な変動が認められた(表2)。外科手術は胃内容排出速度に有意な影響を与えなかった。

消化管(胃腸)運動性-食餌組成は運動性の食後パターンに影響を及ぼさなかった(表4)。給餌から切り替えまでの時間は(1)缶詰の肉類ベース、(2)ドライシリアルベース+水、(3)ドライシリアルベース(表4)の順で徐々に長くなったが、その増加は有意なものではなかった。また、個々の犬の間で、切り替えまでの時間に幅広い変動があった(表4)。

                 (中略)


考察

本試験の結果、食餌の物理化学的組成は胃内容排出速度または犬の消化管(胃腸)の運動性の食後パターンの時間に影響を及ぼさないことが明らかになった。このことは、食餌の組成が胃の機能に影響を与え、胃拡張を誘発する因子であるとする仮説が成り立つ可能性が低いことを示している。

胃内容排出を制御するメカニズムは複雑であり、食餌の酸性度、浸透圧および脂肪またはトリプトファン含量すべてが胃内容排出速度に影響する。液体もまた、幽門を通過するには直径1mmより小さい粒子に分解されなくてはならない個体よりも速く排出される。これらすべての理由から我々は、缶詰の肉類ベースの食餌およびドライシリアルベースの食餌のような、全く異なる物理化学組成の2種類の食餌は異なる速度で胃から排出されるであろうと推測していた。

しかしHuntおよびStubbsは、人間において食事の胃からの排出速度には、その栄養素密度から予測できることをしめしており、我々の実験で用いた食餌は容量は異なるものの等カロリーであったことから、翻って考えれば、胃内容排出速度に差異がなかったことは驚くに当たらないのかもしれない。

食餌の排出にかかった合計時間(2~3時間)はおそらく、胃液の分泌および前庭部の収縮にとって十分であり、したがって、食餌の物理化学的組成による差異を生じなかったのであろう。

                 (以下略)


























GVDによる胃の膨張は空気嚥下 死の原因は空気なのか


ペットフード御用学者らの論拠、空気嚥下説すなわち、空気を飲み込むこと。

アメリカでは年間約、4万~6万頭の犬がGDVに罹患するとされるが、これらの犬も突然空気を飲み込みだしGDVに罹ったのか?
犬を死に至らしめるのは空気なのか?





犬の胃拡張捻転症候群における胃ガス解析

Dennis Caywood,DVM
H.Douglas Teague,DVM,MS
Dennis A.Jackson,DVM
Micheal D.Levitt,MD
John H.Bond,Jr,MD

犬の胃拡張捻転の臨床症例7例から得た胃ガス試料を用い、窒素、酸素、二酸化炭素、水素およびメタンの濃度を測定した。
酸素と二酸化炭素を除き、ガス濃度は大気中の空気と類似していた。胃ガスの発生源とその成分、病因と関わりについて
考察する。

諸言

犬の胃拡張捻転の素因は依然として明らかになっていない。これまでに、空気嚥下、発酵-腐敗説、化学作用によるガス発生説、ガス拡散説等々、胃拡張時の発生源を説明しようとして種々の説が提唱されてきたところである。健常な動物における胃腸ガスの主たる発生源は空気嚥下であることが判明している。健常な犬の上部消化管から採取したガスの比率と濃度は大気中の空気と類似していた。

                   (中略)

材料と方法

 胃拡張捻転でミネソタ大学付属小動物病院で受診した犬からガス試料を入手した。観察された臨床徴候は、腹部圧痛、腹部膨張、空嘔吐およびショックであった。病歴と身体所見に基づき診断が行われ、犬7頭中6頭は手術によって診断が確定した。

                   (中略)

結果

 我々は急性胃拡張と鼓音がみられる臨床症例からガス試料を採取、評価し、これに基づいて所見を得た(表1)。胃ガス試料7個を解析し、窒素、酸素、二酸化炭素、水素、メタンの濃度を求めた(表2)。どの犬においても、ガス濃度の合計は正確に100%とはならなかった。これは二酸化炭素を別に解析したこと、および器具から生じる誤差とおもわれる。

採取した胃ガス濃度の平均値を大気中の空気濃度と比較した(表2と図1)。胃ガス濃度と大気中の差異はわずかなものであったが、何頭かの犬においては酸素と二酸化炭素の濃度が大きく異なった。酸素濃度は9.3~21.8%の間であり、平均値は14.0%であった。水素とメタンの濃度は極めて低く無視できる程度であった。(表2)

考察

胃拡張より死亡した犬を検視して得たガス試料を評価した結果、ガスの死因は細菌による発酵作用であるとした研究があった。この研究は、ガス中の二酸化炭素濃度が高かったこと、および、クロストリジウム属が胃内容物から分離されたことを根拠としていたが、水素およびメタン濃度については検証されなかった。

これに対し、我々の研究では、二酸化炭素の発生源は発酵作用によるものではなかったことがわかった。水素およびメタンは発酵作用によってのみ産生されるが、胃ガス中の水素およびメタン濃度は無視し得るほど極めて低かったのである。犬7頭中3頭で手術時に胃内容物を培養したが、嫌気性細菌および好気性細菌の培養ではクロストリジウム属は得られなかった。

                   (中略)

測定された二酸化炭素濃度は化学作用によって二酸化炭素が産生されたことによるものと考えられる。すなわち、の唾液には1リットル当たり34.7mEqの重炭酸塩が含まれている。胃液分泌型に伴って多量に分泌された唾液が嚥下れることで重炭酸反応が高まり、多量の二酸化炭素が産生さらものと思われる。

                   (中略)

我々のデータは、犬の胃拡張捻転症候群における胃ガスの主たる発生源は嚥下された空気であるという考え方を裏付けている。この説は胃ガス濃度と大気中の空気の構成が類似している点を根拠にしている。

空気嚥下が胃膨張捻転と進行し胃捻転に至るとの仮説は、臨床および実験による研究結果と一致している。犬の胃拡張捻転の原因は不明である。現時点での知見は主にこの疾患の病態生理学に限られたものである。

胃拡張の原因病理学に関する臨床および実験的研究を今後行う必要がある。



犬の胃拡張捻転症候群における胃ガス解析


論文 「胃内容排出と急性胃拡張への関与の可能性」は1日の給餌実験だった

3260 フロリダ州ゲインズビル
フロリダ大学
獣医学部
医学科
コリン・F・バリーズ博士 様

親愛なるコリン

胃内容排出と、その急性胃拡張への関与の可能性に関するあなたの新しい
論文のコピーを拝受いたしました。論文は素晴らしいもので、あなたがこれらの比較を行ったことについては、個人的に嬉しく存じます。しかし、最後の文の結論を書かずに終わらせれば良かったのにと心から思っています。

論文の中であなたの結論に対し異議を唱えることができず、アメリカ獣医学研究ジャーナルが編集者宛の手紙を公開しないことを残念に思っています。

あなたが研究されたのは、1日1回用実験飼料を慢性的に与えられたにおいて、論文に記された通りの食餌をただ1回与えること(これを3回繰り返す)に関与する胃内容排出と運動性であったと思います。

3回の給餌反応になにも統計的相違がなかったことは、私のとって意外なことではありませんでした。もし反応を見たければ、1年間毎日3回、に肉と骨の餌を与え、その同年の兄弟にはピュリナ・ドッグ・チャウを1年間毎日与えるよう提案します。そこから、それぞれ習慣的に与えられた餌に対する胃内容排出と運動性を測定してみてください。

長い年月を費やし私が原因と位置付けたものは、大豆および穀物を主原料としたドライドッグフードだけを日に1回与えることであり、あなたの研究結果は個々の餌に関する研究は素晴らしいのですが、上述した給餌方法による病因性に関する記述は明確ではないと言わざるを得ません。

話は変わりますが、「殆どの病において、空気嚥下が原因だと判断された」というあなたの記述を立証する証拠を、見直していただきたく存じます。あなたは、私の1974年の資料がAGDを患った複数のの胃内部で空気を発見したと誤って受け取られる典型的な章を引用しています。

「二つの研究において胃内部のガスの分析は、大気と同じガス濃度であること、また水素あるいはメタンのどちらかの濃度がかなり欠如していることが明らかになった」(ヴァン・クライニンゲン、1974年;ケイウッド1977年)。ケイウッドならびに他の人も、胃内部の空気を発見していません。

学生や教育協会に配布されている私の論文を同封いたします。その論文には、胃の内容物に関する詳細なデータを記載しています。犬が呑気により死に至ることがあると信じているあなたや他の方々は、その事象について証拠を示す責任があると思います。

犬がゲップをできない場合、胃内クロストリジウム属は発酵気質とともにAGDを引き起こす可能性があるという証拠を私たちは示しました(1974年)。ゲンタマイシンとフラゾリドン使用の治療後、5週間に渡り29例のマーモセットがAGDの発症を報告したスタイン
およびその他の研究も考察してみてください。抗菌剤が致死的な空気嚥下を引き起こすなんて異常であると思いませんか。

もし、AGDが空気嚥下により引き起こされるならば、さく癖のある空気を呑み込む馬において、その発生率の増加が見られるはずではないでしょうか。実際見られないのです。代わりに、炭水化物が豊富な大豆を含む飼料を満腹まで食べた馬は、AGDを発症するのです。この件について、今一度ご再考をお願いいたします。

敬具

H・J・ヴァンクライニンゲン獣医学博士





 







ペットフード会社役員 罹患犬数える ペットフード会社助成金によるGDV研究


                        甲第187号証訳文

送信者  :ハーバート・J・ヴァンクライニンゲン
送信日時:2006年1月4日

節子へ
以下のことを原さんにお伝え下さい。

私はAGDに関する文書を5~6日費やして読み、内容を検討してきました。現在陳述書は手書き原稿で出来ています。今日は吹雪のため大学が開いてなくて、秘書は来ていません。明日彼女にタイプ打ちの文書にしてもらってから、eメールとフェデラル・エクスプレス便でお送りします。

陳述書には記載しませんが、個人的にお伝えしておきたいことが数点あります。

モリス(Morris)家はモリス財団を形成し、ヒルズ・ドッグフードも彼らの会社なのだということを、知っておいて下さい。ダヴェンポート博士(Dr Davenport)は財団の仕事をしていますが、結局ヒルズ・ドッグフードの利益を代表しているのです。彼女は自身が獣医で、その仕事は獣医学の学生・研究者や獣医達を教えることを目的としています。しかし彼女はドッグフードの単なるセールスマンでしかないのです。大学のうちいくつかは、彼女が使う無料教科書「小動物の臨床栄養学」(Small Animal Clinical Nutrition)を容認しないでしょう。私自身は、数年前にその本を捨ててしまいました。彼女は自らの肩書をカンザス州立大学の「外部教授」(Adjunct Professor)と言っています。つまり学部の正規の教授陣の中に入っていないという意味です。そしておそらく大学から給与を得ていないでしょう。モリス家は当該大学に資金援助をしていますから、数個の講義分の報酬はもらうかもしれませんが。大抵の大学は、ドッグフード会社を代表している人による無料の「教育的な」講義など容認しないでしょう。私だったらしません。

ムーア博士(Dr Moore)は事実を歪曲しています。彼はどうやら退役した軍関係者のようですが、彼の唯一のAGD研究は、単に軍の基地にいる犬が毎月何頭AGDで死亡したかを数えることだけでした。季節によってそれに変化があるかどうかを確かめるためです。彼がどこかのドッグフード会社から研究費援助あるいは顧問料を受け取っていたかどうかの事実を立証することが重要でしょう。

グリックマン(Glickman)は正直です。彼は、大豆を含有するドッグフード以外のドッグフードにもAGDの原因があることを示したようです。しかしそれで、あなたが買ったドッグフードつまりサイエンス・ダイエットを製造業者の指示通りに犬に食べさせたらAGDを発症して死んでしまったのだ、というあなたの懸念を変えることはありません。グリックマン博士の研究はモリス財団のモリス・アニマル・ファウンデーション&ラルストンピュリナの資金援助を得てきたのだということに注目して下さい。この援助の影響力で、彼はAGDのガスは犬が飲み込んだ空気なのであるとかその他の解釈をするに至ったのでしょうか?そのドッグフード会社から、彼は研究費援助の他にいくらの顧問料を受け取っていたのでしょうか?

この状況をみると、数年前に起こったタバコ問題を思い出します。タバコ会社は研究機関を形成し、癌は複数の原因から生じたものであるという見解を示しました。ところが彼らはタバコの喫煙が肺癌の原因であることを最初からずっと知っていたのです。ドッグフード業界は大変規模が大きく、からんでくる利害も大きなものですヒルズがそうであるように。

 敬具

 H.J.Van Kruiningen より




ドッグフード裁判における学者の陳述、AGD細菌発酵説









書籍

プロフィール

わんわんわん

Author:わんわんわん
ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

これらの情報を大切な愛犬の食餌管理にお役立てください。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。