食餌中の可溶性炭水化物と添加物の過剰摂取は癌に・・・

発がん性を有する市販のドライドックフードを愛犬に与え続けていたら、癌に罹っていた。

2,000以上の剖検例で死因を特定した研究によれば、10歳例以上の犬のうち45%が癌で死亡している。症例全体ではその23%が癌で死亡していた。ペット全体の中の癌の発生率も増加している。

キーポイント 癌
炭水化物を多く含む食餌は乳酸産生の総量を増やし、動物は乳酸からブドウ糖への変換のために不適切にエネルギーを多く使うことになる。この代謝経路は癌を持つ動物において長期にわたる有害な影響をもたらす。

主要栄養因子
炭水化物は末梢インスリン抵抗性のために利用されないことが多い。高濃度に炭水化物を添加すると、高血糖、糖尿、高浸透圧、腎機能異常と呼吸不全が発現することもある。癌患者では、蛋白質由来カロリーが30%未満で炭水化物由来カロリーが40%を超えるものは避けるべきである。

多くのペットは、しばしば至適レベルよりも高い可溶性炭水化物(乾物で50%超)、低脂肪(乾物で20%未満)、蛋白質(乾物で25~40%)の市販のドライフードを食べている。


マークモリース研究所
小動物の臨床栄養学第4版より







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ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

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