全ては計算されている?

「ヒトが食べられるドッグフード・・・」最近、このような宣伝を耳にするようになりました。まあ食べると言ってもちょっとかじる程度だと思うのですが「この餌は死にません!」という自信のあることがわかります。これに対し、大手ペットフードメーカーはそんなことをうかつに言ったりはしません。彼らはヒトが食べられる代物ではないことを熟知しているからです。つまり、自社製品に対して安全性を示す科学的根拠が無いためパッケージには「安全」とか「安心」などという表現も控えめにしているのがその証拠です。その代り、総合栄養食とか?AAFCOとか?ペットフード公正取引協議会?などの他素晴らしい能書きの数々?まるでおとぎ話のような内容に思わず噴き出しそうになりますが、専門知識のない飼い主たちはこのような戯言を「安心できる」と誤認してしまうのです。確かに、ドライ製品の便利さは認めますが、よく考えて下さい、ある一定の食餌と水だけで生涯健康を維持できる?それが事実であればその製品を開発した人はノーベル賞モンです。そもそもヒトの食品ですらそんな優れたモノはないのです。逆に米国の獣医師はこう警鐘しています「ゴミが入ってゴミが出てくる」「多くの疾患は商用フードによるものだ」


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     大豆?今度はポップコーンかもよ?


肉食獣であるイヌの主食は肉です。ところが、ペットフード業界には栄養学というものがあり、彼らの商売繁盛に貢献しています。この学問にかかるとイヌは雑食動物に区別されてしまうのです。そして、大豆のカスやトウモロコシの粉が「優れた穀物」と言い換えることができ原材料に利用されドッグフードに化けます。製品には動物性脂肪や何種類もの化学物質が添加されています。空腹のイヌは好きな匂いを付けられていると、直に食べてしまいます。このような食餌を毎日与え続けると、身体は次第に蝕まれ様々な病気へと進行しますが飼い主は気付きません。ある日、イヌの異常を目の当たりにしたときには、既に手遅れで何らかの病気に罹っています。不審に思った飼い主はドッグフードに疑いを持ちメーカーに文句を言いますがクレーム処理係の獣医師に誤魔化され泣き寝入りを余儀なくさせられます。これが実態。しかし、メーカーは自社製品をイヌに食べさせ続けるとどんな病気を引き起こすのかを知っています。ある書籍にはその内容が克明に書かれており、この餌でこの病気が起こったらこっちの餌への変更を指示するなど、ペットの栄養管理に関する実践法がマニュアル的に組み込まれているのです。つまり、イヌの病気も死もこれらのリスクは最初から想定されているのです。しかし、飼い主が被った経済的損失と精神的苦痛は無視されます・・・。



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Author:わんわんわん
ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

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