パッケージには大豆

      急性胃拡張が呑気症とは笑止千万!

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                   イヌに大豆を食べさすメーカー
        
    大豆から手を引くメーカー          大豆の有害性を訴えるメーカー



泣かされ続ける消費者と死に続けるイヌ
1974年、ヴァンクライニンゲン博士のイヌのAGD(急性胃拡張)に関する一つ目の論文が発表された時期と重なり当時アメリカでは、ドライドッグフードとAGDとの関連が鼓腸症という呼び名で大きな問題となっていた。加工された穀物や大豆成分がイヌに害になることが騒がれ、大豆の使用を止めたり、有害性を謳い文句にした新たなメーカまでもが出現している。しかし、ある学者のお粗末な論文(ケイウッド)を盾に、メーカーらはこの問題をねじ伏せてきた。そしてその後もペットフードの売り上げの増大とともにAGDは増え続け、1988年、告発を受けたFDA(食品医薬品局)はなんら調査をしないまま「ペットフード業界に問うべき問題である」としてこの重大事件から逃げた?そして今もなお、アメリカおよび日本では毎年数万頭(潜在的にはもっと多い可能性がある)のイヌが犠牲となり、腹部膨張の原因は「イヌが死ぬまで空気を飲み込む?・・・」などの理由で闇に葬られている。

「高度に加工処理された粗挽き大豆と穀物粒の炭水化物が発酵(ガス産生)の基質。これらの成分の過剰な摂取が死の原因となる急性胃拡張を惹起する」とヴァンクライニンゲン博士は警鐘を鳴らし続けている。下記の記述は、同博士が一般者向けに作成した論文。延17年に及ぶAGD研究で得た成果がこの書面には組み込まれている。獣医学の生徒、イヌの所有者などに配布された。以下抜粋、

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                   イヌの急性胃拡張 1994年5月

(前文省略)

3.
穀物をベースにし、大豆を含有する食餌を毎日与え続けていると、胃内細菌叢に悪影響を与える。逆に、肉と骨の食餌は粒状の穀物で飼養されたされた場合と全く違う細菌叢を促進させる。クロストリジウム菌の発酵が急性胃拡張の原因として示唆されている。イヌが特定の食物に適応することは、それに調子を合わせた細菌によって、過度の発酵の原因となる。穀物、大豆入りのドライドッグフードにおける技術的に進歩した過度の加工がさらに心配である。この加工の一部である原材料を細かく粉砕し、異常な加熱をすることは、これらの製品は、胃の細菌叢を直ちに発酵させるのと同様に「直ちに消化する」または「前もって消化した」ものを与えることの原因となる。

実験室では、スープ状を作るため、水で混ぜた市販のドライドッグフードは、クロストリジウム・パーフリンジェンスの成長と多量のガス発生の大変な細菌の培地となる。また、大豆の炭水化物が市販のドライドッグフードの最も発酵する成分である。それ故、発酵性胃拡張の原因として最も疑いがあるため、いくつかのドッグフード製造業者は、大豆なしの穀物ドライ製品を生産している。そしていくつかの他の蛋白源を使用している。このような製品は約20年前(1974年)に市場に紹介され、急性胃拡張を避ける製品として、すぐに販売人気を享受した。これは大豆含有ドライ穀物製品から、大豆なしの製品に変更することが、急性胃拡張を回避するのに成功していることを示す証拠である。(以下省略)


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便利なドライ製品でイヌを騙すと鼓腸症の影?気をつけて!

穀物・大豆→粉状に粉砕→水と混ぜてスープ状→加熱処理→押し出し形成→着色および冷却→袋詰め。(この工程の途中、動物性脂肪や化学物質が添加される)

膨張型食品ともいわれるこのような食餌を多くのイヌ達は毎日胃袋に送り続け、自らが死をもってその危険性を証明している。しかし「AGDの原因は、その他いろいろ?胃の膨張は飲み込んだ空気?」などと言っているあなた?パッケージには素晴らしいことがいっぱい書かれているのですが、本当にその通りなのか一度テストしてみては?私たち人間は雑食であり穀物にも対応できるので、体を張ってい生きている愛犬と一緒にその総合栄養食と水だけで1年間いや、3ヶ月でもいい、一定期間食べてみてはどうか?もし無理だと言うのならばその理由は?



           今日も愛犬達は食べ続けている、肉だと思いながら?・・・



加工された大豆、トウモロコシ、化学物質でイヌの内臓を攻め続けると
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         「警告!GDVが6.6%の確率で発症する場合があります」


             危険表示はメーカーの義務ですよ!


※訂正事項、当ブログ2月5日更新時に記載された内容で、胃拡張捻転GDVの発症率の数字が6.6%~9.5%となっていますが、正確には、4.6%~12.5%で、トータル平均率が、6.6%です。尚、捻転の無い急性胃拡張AGDが省かれているのは変わりありません。















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ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

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