ドライ(粉)ドッグフードと細菌発酵

ドライ(粉)ドッグフードは細菌の餌?問題なのは、微粉砕された穀物や大豆の炭水化物。この成分が、細菌を増殖させ、ガスと短鎖脂肪酸の産生を導き、事件を起こす・・・

科学論文にはこう記されている、
これらの膨張型食品(ドライドッグフード)は、成分を粉砕し、水と混合してスープ様の硬さとした後、加熱し、押し出し形成(エクストルーダー)から着色、乾燥及び冷却によって調整されている。この工程で行われる前消化は炭水化物のデキストリン化、すなわち長鎖デンプンから短鎖デキストリン(オリゴ糖)への分解である。胃内のガス産生菌(クロストリジウム・パーフリンジェンス)は、単糖類や二糖類、オリゴ糖、すなわち消化しやすい炭水化物の分解産物を栄養として増殖する。・・・

「急性胃拡張:各動物種の類似点に関するレビュー及びイヌとサルにおける研究」
アメリカ動物病院協会ジャーナル 1974年 第10巻


また文献にもこう記されている、
吸収されなかった炭水化物の過度の発酵は、微生物の過剰増殖やガス(二酸化炭素、水素、メタン)や短鎖脂肪酸の産生を導く。炭水化物の過度の発酵は、鼓腸症、腹部膨満や下痢を引き起こすことがある。炭水化物の消化不良は、微生物発酵の結果、呼気中に増加する水素濃度(呼気中水素分析)を測定することによって知ることができる。・・・

小動物の臨床栄養学第4版

さらに科学論文には、
短鎖脂肪酸濃度が高まる事実により、AGDにおいて細菌発酵が起こっていることは確かに確認できた。AGDから回収された短鎖脂肪酸は、酢酸、ピロピオン酸、酪酸、及び乳酸である。それらは非常に多様な濃度で存在しており、乳酸は、正常な犬の中間値と比較して18倍も高くなっていた。AGDの犬の乳酸の中間値は、正常な犬の中間値の9倍であった。・・・

「犬の正常な胃における場合と急性胃拡張の場合の短鎖脂肪酸と細菌発酵」
アメリカ動物病院協会ジャーナル 1978年 第14巻


科学者は警鐘する、
穀物と大豆を含有する市販の飼料を食べた後でサル、マーモセット、ウサギやイヌはAGDを発症します。製造工程で穀物や大豆を細かく挽き、加熱することでそれらを 「消化しやすくする」 のですが、その結果、それらを与えられた動物にとって消化が容易になると同時に、動物の胃内に生きている細菌がより発酵しやすくなるのです。穀物をベースにし大豆を含んだドライフード製品は水と混ざり、すぐれた細菌学的培地となります。クロストリジウムとともに培養し体温に保てばガスが発生することは実験室でいつでも認識できます。大豆の炭水化物はわずかでも特に発酵性があります。・・・

H.J.ヴァンクライニンゲン博士  「宣言」 より
2006年1月4日









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ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

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