2011/05/18
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国も認めたペットフードに潜む危険!
ペットフード安全法施行の経緯
ペットフードのリコール問題が相次いだせいで、農水省と環境省の合同により、平成21年6月1日に、「愛がん動物用飼料安全性の確保に関する法律」が施行された。
特定された危険物質
両省はペットの健康に影響を与える可能性の高い要因を特定したうえで、ペットフードに含む、1)有害微生物、2)重金属、3)カビ毒、4)残留農薬、そして使用上の注意が必要な、5)添加物、以上5つのカテゴリーにつき規格を設定し、基準値を定めている。
愛がん動物用飼料の成分規格等に関する省令
今後の規制物質
有害微生物、カビ毒デオキシニバレノール、有機塩素系化合物のBHC、DDT、アルドリン、エンドリン、ディルドリン、ヘブダクロル、ヘブダクロルエポキシドの7種、添加物では、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸、重金属では、水銀、カドミウム、ヒ素などについて上限値を設定する方向で検討中である。
大豆カス・トウモロコシ粉と添加物が主食
ペットフードに多用される細かく粉砕し、高度な加熱処理が施されたトウモロコシや大豆カス。さらには、それら原材料に含有する上記の残留性毒物に加え、使用される酸化防止剤や保存料、着色料、着香料、嗜好性強化剤、乳化剤など多数の添加物。これら添加物は全て、メーカー及び販売者の利益を確保するものであって、何一つペット達に役立つものではない。ペットの体に入り続けるこれら有害物質の年間総摂取量を考えると恐ろしい。
療法食と称する製品は、与え方を間違えると、「大変な健康被害が出る」と言われている。しかし、これらの製品は一般にも出回っている。農水省と環境省は、今後も健康影響が懸念される添加物があれば、順次検討していく方針としているが・・・。
中央環境審議会動物愛護部会
中央環境審議会動物愛護部会ペットフード小委員会
ペットフード会社と小売業者に対して起こされた全米集団訴訟