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他の動物種の急性胃拡張(鼓腸症)

文献によれば、「急性胃拡張AGDはヒトを含むいくつかの動物種で稀に発生する生命に危険のある疾患である。この疾患は類似性があるだけでなく、いくつかの動物種では実際に同一である・・・」とされている。また、AGDの胃の膨張が嚥下による「空気」あるいは「死ぬまで空気を飲み込み続ける」ことを証明した論文等も一切存在しない。

                      ヒトの急性胃拡張

ヒトの急性胃拡張は、1842年に最初に報告され、また臨床象は1873年に明らかにされた。この疾患の特徴は、おびただしい量のガスと液体による胃の膨満、嘔吐、虚脱、死亡である。剖検では、胃の著しい拡張が認められ、胃がしばしば「腹腔全体を占める」程度まで拡大していた。1846年にも、捻転と破裂が大量の食事後にAGDに罹患した患者の主要な合併症として認められた。

AGDと因果関係があると思われるイベントに関する多くの情報により、その病因に関して多くの仮説が出された。最初の記述では、頭側腸間膜動脈の圧迫によって起こった十二指腸の閉塞が原因として提案された。提案された他の機序には以下のものが含まれている : 異常な自由移動と捻転、これによって起こる噴門と幽門の閉塞、胃の神経支配の器質的妨害あるいは薬物による妨害、神経筋の機能不全、胃の運動機序の反射抑制、空気の吸引、炭水化物の細菌発酵、ガスの化学的遊離。多くのレビュー論文では、さまざまな原因によってAGDが起こり得ると結論付けている。

いったん膨満が始まると、一連の共通したイベントによって同様の臨床的所見や病理学的所見を生じる。患者には「液体とガスによる胃の突発的な著しい膨満」が認められ、嘔吐を伴うか、あるいは嘔吐しない反復的なレッチング(悪心)を伴うことが多い。まもなく呼吸困難、脱水および末梢血管の虚脱が続いて起こる。腹部は突出し、打診では鼓脹音が聴取され、水がはねるような振とう音が誘発されることもある。また、蠕動は認められない。

数時間以内で、胃は「充血、チアノーゼを起こし、弛緩した嚢状に拡張して腹腔内に充満し、さらに骨盤低まで及び、穿孔寸前となり、重度の体液や電解質障害、血管虚脱を生じる」

捻転は、その腸間膜軸での胃のねじれであり、AGDに伴って稀に起こるが、これが起こる場合には、脾臓も同時に右方に変位する。胃破裂はよくみられる合併症である。破裂が起こると、腹痛は直ちに軽減し、腹膜炎と皮下気腫が続いて起こる。破裂は、小弯に沿って、噴門付近の前壁で最も高頻度で発生し、過度に充満した臓器に対する嘔吐性収縮の結果であると考えている人もいる。胃壁の活力低下はもう一つの合併症であり、胃全摘術を必要とするときもある。AGDによる死亡は、横隔膜の圧迫と、後大静脈を介して血液が心臓に環流するのが妨げられることによって起こる血液量減少性循環障害の結果である。






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