そのドッグフード、腹部が膨張して死亡する危険性あり!


2013 AGD/GDV論文 犬の急性胃拡張、胃ガス分析 捻転を伴う 

Wiley Online Library

AGDにおけるVan Kruiningen博士の新たなこの研究は、約一年を要した。論文に報告されたドッグフードは、犬たちが鼓腸症(AGD/GDV)を引き起こし、外科手術が必要になったその日に食べていたものである。

報告にある10症例の胃内ガスは、手術時に犬が開腹されたとき、胃からガスとドッグフードの残留物が取り除かれる前に採取されたサンプルである。同博士によれば、「これまで研究された中で最良のもの・・・」とその後、述べており、博士の提唱する細菌発酵説が再度、立証されたことを明らかにしている。

また、一部のペットフード会社や獣医師及び御用学者らの吹く空気嚥下説を支持する新たな論文も無く、空気を飲み込んで死亡したことを証明した学者も存在しない。

したがって、犬に市販のドライドッグフードを与え続けていると、突然、腹部が膨張し、鼓腸症(AGD/GDV)を惹起する原因となる。





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犬の死亡原因、胃拡張・捻転の危険因子とは?

空気嚥下が引き起こす?AGD/GDV?

ドライドッグフード食べた後、急激に腹部が膨張し、苦しみだしているイラスト

通常、急性胃拡張もしくは胃拡張・捻転発症したは、このような状態になるのだが、

はたして、これは空気を飲み込むこによって起こるのか?

死に至るまで、空気を飲み込み続けることがあるのか?

鼓腸症発症


下記の記述は、小動物の臨床栄養学第4版(および5版?)からの抜粋である。

これらのデータはGlickman博士らの論文を引用している。

また同博士によると、その論拠は空気嚥下説(Caywood1977)が基になっており、
その研究費は、ピュリナ社及びモーリス動物財団(ヒルズ)などからの助成金である。



以下抜粋、





           (中略)



●危険因子

胃拡張とGDVの原因の解明のため、過去20年にわたりいろ
いろと努力されている。これらの努力にもかかわらず、この症
候群の原因は明らかになっていない。しかし疫学的研究によ
り、素因となり促進的に作用する危険因子が多数認められている。

            (中略)


 胃拡張・捻転の危険因子

1日1回だけの食餌

ウェットタイプの食餌、人の食物、トリーツ、などを食餌
から排除する。

1種類の食餌だけを与える。

1日に2時間より長く運動する。

性格が、臆病、神経質、攻撃的である。

食餌の粒の直径が5mmより小さい。

胸または腹の深さ:幅の比が大きい。

品種の標準よりも成熟した時の体重が大きい。

加齢

大型種または超大型種である。

グレートデン、ワイマラナー、セントバーナード、ゴードンセッター、
アイリッシュセッター、スタンダードプードル、バセットハウンド、
ドーベルマンピンシェル、オールドイングリッシュシープドッグ、
ジャーマンショートヘアードポインター

除脂肪体組織の状態(ボディーコンディションスコア2/5以下)

雄動物である。

純血種

食べ方が速い。

ストレスの多い環境(の多数飼育または旅行)


Journal of the American Animal Hospital Association 1997;33: 197-204.

Journal of Veterinary Syrgery 1997;26: 260


以下省略









今日もどこかで空気嚥下?明日はどの犬呑気症?先生早く助けて~!




鼓腸症(急性胃拡張/胃拡張捻転)による胃の膨張は空気嚥下、これが獣医師会の定説である。 と、ペットフード会社の獣医師が言っている。 笑

したがって、AGD/GDVによる死の原因は、空気を飲み込むことである。 





今日もどこかで空気嚥下



「注意!犬にペットフード会社の指示通りにドライフードを与え続けると空気を飲み込んで死亡することがあります。」

と、パッケージに表示するべきでしょう。 







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ドライドッグフードと鼓腸症との関連性を勉強しています。

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